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ITというもの | 株式会社K.S.D.keyboad

設立して10年経ちます。

当初から社内システムを構築していたのですが、やはり時代の流れに合わなくなってきました。

決定的に違う事は、仕事の仕方ですね。

 

以前は、ワークフローを用いて、駅伝のようにたすきを渡していくような

仕事の仕方でした。

一人一人がワークフローにて仕事を渡していく。

ベルトコンベアーに載せたような、流れ作業です。

考え方ややり方をその人の結果から逆算して理解していく。

それを管理するマネージャーがいて、

マネージャーを管理するスーパーバイザーがいて。

そんなことが多かったように思います。

係長がいて課長がいて部長がいて。そんな感じです。

管理者が多い分、自分の専門分野に特化すれば良かった。

ある意味、細かいスペシャリストの集団が会社を構成していたように思います。

 

今は、 全く考え方が違う気がします。

マネージャーというものがだんだん少なくなってきました。

一つ一つの作業を可視化しみんなで見えるようにして

良い知恵を出し合っていく。

その分管理者も一度にたくさんの人数を見ることができる。

人柄を含めて会議や面接をこなさなくても数値で判断していく。

細かいところまでです。

そんなしシステムになってきました。

管理者の効率が上がったので

マネージメントする管理職の人数が圧倒的に減った気がします。

 

ただ、

その分、一人が抱える情報量は膨大になります。

今まではあまり知らなくても良いことまでもが、情報として入ってきてしまう。

スケジュール表を例にたとえれば、

今までは自分一人のスケジュールとチームのスケジュール程度で良かったのに、

会社全体のスケジュールが見えるようになって、プロジェクト単位のスケジュールや遅延状況、

成果率まで全てわかる。

なぜなら、マネージャーが少ない分、それを管理ソフトが補っているからです。

みんなは報告書を書く代わりに、PCやシステムに進捗報告をしていく。

今までの管理職は、多くても10人ぐらいを見れば良かったのに、

いまや、数十人から100人近く見ている方もいらっしゃいます。

管理職の方は大変です。

 

 

ITというものが現れて、IT化が進んで、

昔より、管理職の求められる能力が高くなった気がします。

膨大な情報量の中から、何が有用で何が無用か選別する能力。

その有用な情報から判断する能力。

そして、その決断をするスピード。

一人一人の情報量も以前とは段違いですから、

過去や友人、趣味や買ったものまでわかってしまう時代です。

 

 

ITというもので便利な世の中になってきたとは思いますが、

それが幸せかどうかはまた別の話のような気がします。

世界が広がることはいいことですが

自分の脳と能力以上の世界にいることは

やはり疲れてしまうのではないのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

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