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iPhoneぶっちぎり。

iPhone

アメリカStrategy Analyticsの調べによると、

スマートフォンが生み出す営業利益の、

実に、9割近くはiPhoneによるものだといいます。

Strategy Analytics Blog: Android Captures Tiny 11% Share of Global Smartphone Profit in Q4 2014

おや?Androidのメーカーもあったはずではと思った方、

おられますよね。

Android

カナダCanaccord Genuityの統計によると、

スマートフォンで利益のあがっている会社は、2社のみ

Appleと、もう1社とはSamsung

サムスン

現在のスマートフォンの台数によるシェア率では、

Androidが全体の3分の2、iOSがおよそ2割だというのに、

どうして、こんな事になったのでしょうか?

 

その理由は、iPhoneの売れ行きが好調である事ももちろんですが、

端末本体の単価の高さにあります。

Android端末の平均販売額は、約180ドル。

一方、iPhoneの平均は、約660ドル。

その差、およそ500ドル近く。

 

Appleが、スマートフォン市場の中で、

iPhoneをブランドとして確立出来た事により、

高価であっても、iPhoneを購入する層を持ち得たのです。

 

 一方、Androidでも、差別化を図ろうと各社試みるも、

行き着く先は、価格競争になってしまってしまいました。

それが、このような結果につながったのでしょう。

 

巷には、いろいろなメーカーのスマートフォンが溢れ、

iPhoneも、徐々にAndroid勢に押されているのではと

思われていた方も多いと思います。

しかし、ビジネスとして見ると

実は、iPhoneの横綱相撲だったんですね。

 

では、また。

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