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一体どこまであがるんでしょう、Appleの株価

先日13日、Apple株の時価総額が記録を更新、史上最高額を更新したばかりですが、

なんとAppleの時価総額が、ロシアの企業全ての株価を合計した総額を上回ったと、

ブルームバーグが報じています。

Appleとロシア、株価対決

上の赤線がロシア全企業の株価時価総額、下の緑銭がAppleの時価株価です。 (From:ブルームバーグ)

 

ブルームバーグの集計時点での、

ロシア全企業の株価時価総額は5310億ドル(約61億円)

一方、Appleの時価総額は、6520億ドル(約75兆円)。 

その際、1210億ドル(14兆円)。

ちなみにこの差額は、iPhone6 64GB SIMタイプを

ロシア国民に配ってもおつりが来る程の金額とか。

 

ロシアの株式市場は、欧米やアジアほどの市場ではありませんが、

上位20位の中に入る程の規模を持っています。

確かに、ロシアはウクライナがらみで行き先不透明な部分が否めないとはいえ、

かつて身売りの直前まで追い込まれていた会社が

ここまで大きくなるとは、思いもしませんでした。

その頃からのAppleユーザーからすると、とても嬉しく思います。

 

しかし、最近ちょっと不安に思うこともあるのです。

Appleに関するネガティブなニュースが増えているような気がします。

iOS8.0.1のインストールトラブル、本体が曲がりやすいと言われたiPhone6、

サファイアガラスのGT アドバンスドの破産にまつわる騒動等々。

最近のAppleには、少々驕りや気の緩みがあるように思えます。

 

栄枯盛衰という言葉もあります。

決して聖人君子になれと言うつもりはありませんが、

規模が大きくなった分、それなりの振る舞いは必要なのではないでしょうか。

そういう意味で、ティム・クックが、

自身をゲイであるとカミングアウトしたことは、評価出来るものです。

こうした規制や偏見に縛られない精神と誇りを、

これからの商品やサービスで魅せてください。

ひとりのユーザーとして、切に願ってやみません。

 

では、また。

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