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Apple, BEATLES, iTunes | 株式会社K.S.D.AppleBEATLES

世界的な人気を得て、時代を席巻したBEATLES

そのBEATLESをリスペクトしていたとされるスティーブ・ジョブズが

自社にその名前をつけたとも語られるApple

一見、なんだか美しい関係性をイメージしますよね。

 

しかし、この両者の間には、長い期間にわたっての因縁が繰り広げられていたのです。

発端は、社名である「Apple」にありました。

BEATLESが興した会社は、「Apple Corp.

Apple Corps

Appleの社名は、「Apple Conputer」(当時)

(※注:2007年、Apple Inc.に改名)

Apple old rogo

こうして比べてみると、社名もそうですが、ロゴもリンゴのモチーフでは

確かに訴えられてしまうのは無理ありませんね。

 

1978年、Apple Corpは、商標権の侵害にてApple Conputerを訴えます。

結果、1981年に決着し、Apple Conputerは賠償金を払い、合意としてある条件を受け入れます

今後、音楽産業への参入はしない」と。

実はこれが、この後長きにわたる因縁の原因になるのです。

 

2014年の今日を生きるみなさんは、おやっと思うかもしれません。

iTune Storeは、音楽産業そのものじゃないかと。

合意はどうなったんだと。

 

その通りです。実際に、2003年、Apple Corpは訴えを起こします。

合意に違反して、iTune Srote (当時は、iTune Music Store)を始めたとして。

今回は、Apple Conputer側が勝利、違反は認められないとの判決が下ります

 

でもなぜでしょう? それは、音楽産業の変化にありました。

音楽販売の主流は、CD等の物理的なメディアではなく、

配信による販売へと移りつつありました

つまり、最初の合意では、物理的なメディアによる販売には参入しない事にのみに適用されると。

配信は、合意の対象外であると。

 

その後、両者の関係はどうなったのでしょう。

Apple Conputerは、Apple Inc.と名前を変え、

2007年に、Apple Corpの持つ商標権を全て買い取っています。

そして、Apple Incから、Apple Corpへライセンスする形になりました。

つまり、お互いの立場は逆転して、決着を迎えます。

 

フィナーレは、2010年11月17日。

iTune Storeに、BEATLESが登場。

BEATLES@itune

長きにわたった因縁は、これにておしまいとなりました。

 

ポール・マッカートニーの来日騒動のニュースを見ていて、

Appleにまつわる因縁を思い出すなんて、

自分も、ちょっとApple好きをこじらせているようです。

 

では、また。

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